President's view

代表取締役 桐岡俊樹

『人生は下りエスカレーターを逆に昇るようなもの!?』

皆さんは下りエスカレーターを下から逆に昇ったことがありますか?

見ているだけでは何も変わらない。一歩踏み出してみても、そのままだとすぐに元の場所に押し戻される。ちょっとがんばって昇ってみてもエスカレーターのスピードと同じ速さで歩いているとその場から進むことは出来ない。そしてそのまま歩いているとついには疲れ果て歩くことが嫌になってしまう。

しかしある時一瞬だけでも、必死に走って昇ってみると、上の階の踊り場にたどり着いている自分に気がつく。そこで下を振り返ってみると。大変だと思い込んでいたこの距離が、実は大した距離でなかったのだということに初めて気がつく。

『エスカレーター』を時代の流れ,『踊り場』を夢に向けての到達目標の1ステップと考えた時、あなたもこんな事を経験したことはないでしょうか?
一部の大企業の業績は別として、まだまだ個人消費に閉塞感が漂う経済環境の中で、一人一人がどのようにして一気にエスカレーターを駆け昇るか、あるいは駆け昇ろうとする勇気をもって決断し、そのための『行動』を起こせるか、これが今非常に大事な気が致します。
誤解を恐れずに言うならば、もしかしたら言葉は発する人の単なる思いであり、その人なりの正論にすぎません。人の本音は、実は起こした行動の中にこそ現れるのだと思います。『いつかはやりたい』と言いながらも行動に起こさない,または起こせない人は、もしかしたら『できない』のではなく『やりたくない』(もしくはやるのが怖い,面倒くさい)だけなのではないでしょうか?

皆様の中には、常に本音と行動が合致している方も少なくないことと思います。しかし、中にはご自分の中に、まだまだ本音と行動との間に温度差を感じている方々がいるかもしれません。我々ビプロスは、時にはおせっかいなことと叱られながらでもそんな方々の背中を押して、共に一気に下りのエスカレーターを駆け昇っていける、そんなお手伝いをしていきたい、そう考える昨今です。

皆様の更なる発展を心より祈念申し上げております。今後ともお付き合いのほど何卒よろしくお願い申し上げます。

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