人こと

副社長 安孝幸

『友情』

嫌なことは早く過ぎて欲しく、楽しく嬉しいことはゆっくりと過ぎて欲しいものだと誰もが思うはずです。しかし、時の流れだけは、裕福な人も貧しい人も、優秀な人もそうでない人も皆一緒です。このビプロスニュースを読む人も読まない人も与えられてる時間は一緒。下手な文章が変わることはありませんが、少しでも多くの方にこの「人こと」を読んでいただける様今年も気持ちを込めて書かせて頂きます。
さて、皆さんは友情をお持ちですか? 持っていらっしゃる方は、それは誰にお持ちでしょうか。社会人になれば生活の中心は仕事です。遊びが中心である訳にはいきません。よって友人より仕事の付き合いのある方と多くの時間を共にするはずです。ウィキペディアでは、友情は、共感や信頼の情を抱き合ってお互いを肯定し合う人間関係(中略)自己犠牲ができるほどの友達関係の中に存在する、と書かれていました。そうであれば友情とは、子供の頃の友達より、社会における仲間(同じ会社の仲間だけではなく、ライバルやお客様からも)から多く生まれる感情なのかも知れません。友情がある仲間に対して許せる感情と許せない感情があります。友情関係が成立していれば多少の失敗や間違いは許せますし気にならないでしょう。しかし、営利目的のビジネスだけの関係であればそう言う訳にはまいりません。友情を感じている大切な仲間から受ける最も腹の立つ行為とは、思いやりの無さや関心の低さだと思います。裏を返せば、思いやりを相互に持っていなければそれは友情ではなく、真の仲間ではないと言うことになります。お客様や仲間に愚痴をこぼされた時、ただそれに同調するのではなく、その愚痴や不満の根元が本当はどこにあるのかを自分ごととして捉える事が必要だと思います。もしかしたら発信している者にその原因があるのではないかとも考え、場合によっては友情を持つ方に嫌われる覚悟の上の厳しい眼でアドバイスができたら更に友情は深まり信頼関係が膨らむのではないでしょうか。表面的な利益を得る為に、相手側にとっての耳に心地よい言葉ばかりを述べるのではなく、時には嫌われる勇気を持って本人にとっては耳の痛いアドバイスが出来たら良いなと思います。愛情にも寄り添う愛情と突き放す愛情がありますが友情もまったく同様です。
ウィキペディアに自己犠牲が出来るほどの友達関係とありました。私は、これを自己犠牲を払ってでも臨むお客様との関係に置き換え、それぞれが信じる正しい道を情熱的にまた誠実に説いていければ美しい仕事が出来ると思います。お客様にとっては、そんなものを必要としない方が大半かも知れません。しかし、皆無でもないはずです。その様なお客様に喜んで頂く為には、もっともっと経験を積み、知識を増やし、眼力を磨く力を身に付けていきたいと思います。気持ちの出し惜しみをすることなく、一人でも多くのお客様と友情を育んでいきたいと思います。

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