人こと

副社長 安孝幸

『いきる』

謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は大変お世話になり有難うございました。
本年も宜しくお願い申し上げます。

 

昨年、セラゼムと言うメーカーのマスターV3と言う脊椎を矯正する医療機器に出会い、私どもビプロスもその医療機器の代理店として販売を開始いたしました。取扱にあたり、健康でいる為に必要な事柄を徹底的に学びました。更に、健康とは、身体的なものだけではなく、精神的、社会的にも良好な状態にあることを指す、と言うことを再認識致しました。
そこで、ひとこと。
寿命は各々異なりますが、哀しいかな全ての人に必ず命の終わりは訪れます。
長く生きるのではなく、永く生きる。どうしたらご縁を頂けた人の心の中に自分が永く生き続けられるのか。それは、今在るご縁に深く感謝をして、出来るだけ自ら縁を切る事はしない。ご縁を続ける為に大切にしなければならないことは、礼、誠、 義、そして愛。礼節をわきまえる、嘘をつかない、義理は欠かさない、苦手なものに対して好きになる努力をする。こんな事ではないでしょうか。
命が絶えても、縁のあった人の心の中にいつまでも生き続ける人がいます。生きていてもご縁が無くなり一生関わらなくなる人もいます。有難い記憶と違い、嫌悪な記憶は時間の経過と共に薄らぎそして無くなります。大袈裟かもしれませんが、生きているとは繋がっている方々に対して有効な事実かも知れません。繋がっているとは、商売の有無を指している訳ではありません。また、最近会ったとか、連絡を取り合っているとか、そんなことを言っている訳でもありません。公でも私でも表面的なお付き合いであれば、何れそのご縁は無くなります。それは必然的に。自分にとって有益で無くなれば縁を切る方も少なくないと思います。損益はビジネス上最大関心事、しかし単なる損得で付き合う事はあまりにも哀しすぎる、そう思います。だから、繋がっている人とは、会いたくなる人、それぞれに感謝をし合える関係の人だと思います。
話は変わって、人間の身体は37兆個の細胞から出来ていると言われております。(以前は60兆個と言われておりました) この数多くの細胞達の働きによって健康が維持されます。体温の維持、呼吸や心拍などの重要な機能を働かせる為に器官や細胞間へ脳から神経を通してメッセージが送られます。この脳からの伝達を邪魔するものがストレス。食生活、生活環境、姿勢、そして心。健康である為、また病気と闘う為には、物理的なものではありませんが心が最も重要だと思います。だから心を病ませない。その為には僻まない、妬まない、恨まない、慾張らない。そして今在る自分に、また頂けたご縁に感謝をする。 直接ではありませんが、心と細胞は繋がっています。
大きくも強くもない小生がこんな事を言うとただの負け惜しみだと思う方も多くおられるでしょう。しかし私は、規模や財力の大きさだけで、人の心の中に永く生き続ける事は出来ないと信じております。
目的は生きること。寿命が訪れても形を変えていきること。
そのためには、何をしたかより、どういきたか、ではないでしょうか。
せっかく頂戴しました皆様方とのこのご縁を、末永く続けていきたいと真に願っております。力不足の為、サービスやご希望に対しまして、足りなかったり、間違えたり、気に入らなかったりすることが多々有ると思います。恐れ入りますが、そんな時は思い切り叱ってください。真摯に反省をして必ず改善出来る様に努めます。
まだまだ微力な私共では有りますが、どうぞ本年も宜しくお願い申し上げます。

 コラム一覧に戻る

お問い合せ・ご相談などお気軽にどうぞ