人こと

副社長 安孝幸

『準備』

準備をした時と、何の準備もせずに臨んだ時では、結果の出方が大きく変わる。
準備とは練習や勉強。もともとスポーツ一辺倒の学生生活で、勉強は大してと言うか殆んどやってこなかった。社会人になってから特に30歳を過ぎてからはそうはいかなくなってきた。

「まずい」と思う場面が数多くあり、人に尋ねたり本を読んだりした。格好が悪いのは、出来ないことや知らない事より、ふりをする事だと思っている。人間はなかなか自分のことが解らないクセに、他人の嘘やごまかしには直ぐに気が付く。恥を本気で嫌うのであれば、準備万端とまではいかなくとも多少の準備を心掛けるべきではないだろうか。

「日本」のことをどれだけ知っているだろうか。また、どれだけ知ろうとしているだろうか。教育者であるべき学校の先生たちの中で、「国旗掲揚、国歌斉唱」に反対をする人たちがいる。 もちろん、価値観を強要するつもりはない。現在、日本は低迷している。それは経済だけではない。経済が低迷している理由に政治が挙げられる。その事実をもっと知るべきだと思う。首相の考え、与党の行動にもっと関心を持つべきだと思う。大きな船はそんな簡単に方向転換は出来ないが、まず、船長が舵をどうきるかが肝心である。その為には船長の人格、見識が問われる。船長が真のリーダーであれば、船員達は素直に協調性を持ってそれに従わなければならないと思う。 先日読んだ新聞に素晴らしい記事が載っていた。「国旗掲揚、国歌斉唱」に反対する先生や、その様な思考を持った先生方に教育を受けられた美容師さんはご存じないのではないかと思い抜粋して掲載させて頂く。

理論物理学者のアルバート・アインシュタインは大正11年に日本に惜しみない賛辞と大きな期待を寄せたとされる。 「世界は進むだけ進みその間、幾度も戦いが繰り返され、最後は戦い疲れる時がくる。その時、人類は必ず真の平和を求めて、世界の盟主を挙げねばならなくなる。この盟主は武力や金力ではなく、あらゆる国の歴史を超越した最も古く、最も尊い家柄でなくてはならぬ。われわれは神に感謝する。日本という尊い国を造っておいてくれたことを・・・」(SANKEI EXPRESS 01/30より)

今の日本がベストではないと思う。しかし、豊さは「金や力」ではない。本当の意味で、私たちの祖国「日本」と言う国に心から感謝をし、今おかれている環境をもっともっと良くする努力を惜しまないこと。その為には「準備」という名の勉強と練習が必要なのではないだろうか。

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