President's view

代表取締役 桐岡俊樹

『プレジデントビュー最終回にあたり』

いつも大変お世話になり有難うございます。また、毎度ビプロスニュースをご愛読下さり重ねて御礼申し上げます。
さて、創刊より掲載させて頂いておりました『プレジデントビュー』も、書き続けておかげさまで10年を超えることが出来ました。
多くの皆様にとっては、ただ文章が長いだけの決して面白いとはいえない内容だったのではないかと反省しきりではありますが、ごくたまに『毎回見てますよ~!』といった励ましのお言葉を頂戴すると非常に嬉しく、そういった方々に対して少しでもお役に立ちたい!との想いからここまで続けて参りました。
しかしマンネリは最大の敵。このたび弊社が創業70周年を迎えたことと、『変化こそが成長』という考えのもと、今後さらに皆様のお役に立つような新しい企画を考えて参りたいとの想いから、プレジデントビューは今号で一旦休止させて頂くことになりました。(ビプロスニュースは今後も継続して発行させて頂きます。)長年にわたりご愛読下さった方々には心より感謝申し上げますと共に、今後の新企画につきましてもご期待頂けましたら幸いです。

さて、最終回となりますが、いつものように最近気になったふたつの出来事から。

(オーナー)『例の件はどうなった?』(店長)『○○さんに頼んだのですが、聞いて確認してみます』(確認後)(店長)『忙しくてまだ出来ていないみたいです』。

(オーナー)『先日○○に注意しておいてとお願いした件、ちゃんと話してくれた?まだ出来てないようだけど』(店長)『一応気を付けるようにとは伝えたのですが』(確認後)(店長)『気を付けます。と言っていました。一応前回も注意したのですが。』

自分には非がなく、悪いのはすべて他人。このような受け答えをする幹部スタッフはあなたの周りにはいませんか?
部下が起こした結果の責任はすべて上司である幹部にあるはず。
他人事でなく、すべてを自分事として捉えることが出来るか否かは幹部にとって大事な資質です。上司が関心を持っているであろうと予測されることに関しては、聞かれる前に報告すること。またそれ以前に、上司から聞かれるまでもなく常にすべてに対して自分自身が関心を持って把握していること。これは幹部にとって基本中の基本だと思います。なぜなら組織における人間関係は、信用と信頼の元に成り立っているものであり、常にオーナーと同じ目線、同じ意識で仕事をすることが社内における円滑なコミュニケーションの前提となると思うからです。すべては自分事。すべて自分の責任。そのような感覚を大事にしていきたいと思います。

そしてもうひとつ。集客にSNSが良いよと言われれば、既存のお客様へのサービスそっちのけでそればかり。他にも、あれが良いよと言われればやってみて、こっちがいいよと言われればそれを止めて別のものに手を出す。
色々な人のアドバイスを聞きすぎて自分を見失い、自分が何をやっているのか、あるいはまた自分がいったい何をやったらいいのか、わけが分からなくなってしまっている。こういった人もあなたの周りにはいませんか。
なかなか結果が出せない人の特徴は色々あると思いますが、その中でも大きな原因、それは決めたことをやりきったと思えるレベルまで継続出来ないことなのではないでしょうか。
やり方ばかりを気にして色々なことに手を付ける。しかし、なかなか結果が出ないからまた違うことに手を付けてみる堂々巡り。そのような方は、今一度『やり方』より自分自身の『あり方』を見直してみることが必要なのではないでしょうか。

『あり方』とは、根源となる考え方や自分として外せない信念。物事に向き合う姿勢だったり、やることとやらないことを明確にしたりすることです。
短期的に売上を上げるために何をするかといったことばかりに気を取られず、いったんゼロベースに戻って、中長期的に自分のサロンをどのような店にしていきたいのか、たとえば、どのような仲間が集まる職場にしたいのか、また何を強みとするサロン、あるいはどのようなお客様が来店するサロンにしたいのか、そういったコンセプト自体を再度練り直してみる勇気が必要かもしれません。

やり方ばかりを追いかけて、たとえ一時的に上手くいったとしても、いずれそのやり方は他から真似されて陳腐化してしまい、結局他社と同質化し個性が埋没してしまいかねません。
自分がどうありたいのか、そのぶれない軸を明確にすることが出来れば、やり方についてはその後に知恵がどんどん湧いてくるものです。急がば回れ。まずは自分のあるべき姿、ありたい姿を作り直すことから再度挑戦してみることが大事なのではないでしょうか。それにより、結果、仕事に奥行きが増し、さらにそれが仕事を益々楽しく充実したものにするための早道になることと思います。

最後に。
30年続いた平成もいよいよ終わろうとしておりますが、皆さんは平成という時代をどのようにお過ごしになってきたでしょうか?
核戦争は人類を破滅させてしまいかねないと考えると、世界的には大きな軍事衝突は起きにくいでしょう。しかし戦争は武器を使ったものだけではありません。現在すでに一部の国同士では情報や外交、あるいは経済面において『覇権争奪戦争』という戦争が始まっているといっても過言ではない状況。また日本においては、来年にはいよいよ再度の消費税の引き上げが行われる予定です。そして2020年の東京五輪後の経済環境も不安要素だらけ。更には人口減少からくる消費力の減少や人材不足の問題等々。とにかく世の中が益々混沌として来ている気が致します。
そういった状況の中で私たちはどのような想いで仕事を続けていくのか。ビジネスモデルは今までと全く同じでよいのか。それらを決断し、いかにスピードを持って行動に起こすかが求められていると感じます。

以前、このプレジデントビューで富士山と小さな箱根山(新宿区/44.6m)を登る時の覚悟、そして事前準備の違いについて書かせていただきました。
あなたは、これから先どの山を目指すのですか?その山のどこまで登りたいと考えていますか?未来は、今日という目の前にある一日一日の行動の積み重ねによって作られます。そしてあなたの過ごす今日という一日は、自らが決めた覚悟によって支配されるものです。そう考えると、この覚悟こそが、これから訪れる自分の未来を決定付けていくものと考えられます。
すべての人が自分の人生においては『経営者』。平成が終わり新しい時代を迎えるにあたり、改めて自分の覚悟を明確にしてみてはいかがでしょうか。

会社をダメにするのは、高い目標を掲げてそれをクリアー出来ないことよりも、低い目標をクリアー出来てしまって現状に満足してしまう『慢心』や、また他にもマンネリや油断、そして妥協、怠慢、諦め、などなど。これらのワナに陥ると個人はもちろん会社の発展は望めません。新しい平成後の時代を見据えて、常に変化を恐れず、前向きに、私自身も今後とも日々進化、成長することに楽しみを見出しながら、さらに一歩一歩美容師の皆様と共に進んで参りたく存じます。

皆様には、10年以上にわたる私のつたない文章にお付き合い下さいまして誠に有難うございました。改めて心より感謝申し上げます。
なおビプロスニュースは今後とも継続して発行して参りますので、引き続きご愛顧を賜りたく存じます。私自身もまた違う形でこの誌面で皆様とお会いできますことを楽しみに致しております。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

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